【K】番外編置き場(公開終了)
本編削除してしまって載せられる場所がとっても限られてしまった(※)Kの番外編とifエンドをこちらで公開致します。(2020年11月17日・公開を終了しました) ※そのうちまとめてKindle化するつもりです(2020年1…
続きを読む →本編削除してしまって載せられる場所がとっても限られてしまった(※)Kの番外編とifエンドをこちらで公開致します。(2020年11月17日・公開を終了しました) ※そのうちまとめてKindle化するつもりです(2020年1…
続きを読む →死んだイケメン彼氏が生まれ変わって戻ってきた。ただし、汚いオッサンの姿になって。現代・ゆるゆる生まれ変わり系コメディです。ハッピーエンド。 ▼ ▼ ▼ ▼ 「いい加減にせんと警察呼ぶで! 冗談にしてもタチが悪いんじゃふざ…
続きを読む →「特に危険は無いみたいだよ……安心して」 僕が発した「助けて」の要請に基づいて部屋をウロつき回ったオッサンが、額に滲んだ汁を仕草だけ爽やかに拭っている。たかが1DKの探索に消耗激しすぎるけど、そこはいい。とっとと去って…
続きを読む →朝。 授業前のおしゃべりが騒がしい大教室に入ると、いつも通り気遣わしげな視線がチラチラ投げられる。それを無視してキャンバス地のトートバッグを放り出すと、ビクっと肩を震わせた前列の女子グループが、そそくさと席を立って離…
続きを読む →『ぴよぴよ ぴよぴよ』 ──何の音……まだ夜やん。 うるさいなあと思っていたらベッドの足元でゴソゴソ物音がして音が止まる。そしてその五分後、また同じぴよぴよ音が、若干音量を増して鳴り始めた。 ──あ……そや……。 音…
続きを読む →「俺の目見て説明して。あのオッサン、誰」 引っ張って行かれたのは大学裏にある沖田の洒落た雰囲気の部屋だった。ウッドブラインドに覆われた窓の隣には観葉植物。壁にはマニアックな映画のチラシ的なものがぺたぺたと。いかにもSN…
続きを読む →「ありがとうトモ……俺はトモの全てが好きだけど、匂いはとりわけ好きなんだ……桃のパフェに顔突っこんでるみたいな気分になる」 呟く声も、髪をくぐって首に降りるその指の感触も全然知らない。 奏多の声はもっと綺麗だった…
続きを読む →「先週と変わってへんな……82.5kg」 「そんな……! 嘘だ!」 「数字は嘘つかん。また来週な」 「あああ……」 ガックリ肩を落とす奏多(二週間でマイナス6㎏を達成するもその後二週間足踏中)の背中をぽんと叩いて、前回…
続きを読む →「……働いてるのかって聞かれて頷いたらさ、今のお父さんだったらお母さんもきっと許すって……どうやら田宮さん、失職して家を追い出されたみたいだね……」 しつこく追いかけて来るその子を巻くのに手間取った──ちーんと鼻をかむ…
続きを読む →数日後、夜遅く鳴らされたチャイムに応じると、扉の向こうに田宮壱次がぬっと立っていた。 1メートル隔てても酔っていることが分かるアルコール臭を纏い、挨拶もそこそこにずかずか上がりこんだかと思えば、何を勘違いしたのか抱き…
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